こんにちは!CCB代表の角田憲吾です。
今回は、クラフトカレーブラザーズの「食品添加物・無添加」に対する考え方をお話しします。
添加物は“悪”ではない、という前提
まず最初にお伝えしたいのは、添加物=悪だとは考えていないということです。
保存性を高めたり、品質を安定させたり、同じ味を再現しやすくする——添加物にはきちんとした役割があります。
私たちは思考停止で善悪を決めつけるのではなく、目的と使い方、そして量のバランスを大切にしています。
“食はなんでも過ぎれば良くない”という基本
添加物に限らず、砂糖・塩・油・アルコール……食は摂りすぎが問題を生みます。
カレーも同じ。美味しく楽しく、適量を。これはCCBの基本姿勢です。
それでも無添加でつくる理由
そのうえで、私たちは無添加(食品添加物不使用)という選択をしています。
理由はシンプルで、素材の味で“それ以上の美味しさ”を出したいから。
正直に言えば、化学調味料を使えば美味しさの“再現”は簡単です。
でも私たちは、その一歩先——野菜と果物・スパイス・牛脂・塩の力だけで、美味しさに挑戦したい。
手間は増えますが、「クラフト」を名乗る以上、ここは譲れない線です。
“食べない理由”にしてほしくない
私たちが無添加だからといって、添加物を使った食品を否定するつもりはありません。
そして、“添加物が入っているから食べない”という理由だけで、食の楽しみが減ることを望んでいません。
価値観は人それぞれ。CCBは、その選択肢のひとつとして「無添加でここまで美味しい」を提示したいのです。
私たちのゴール
ゴールは「無添加であること」自体ではありません。
“無添加でも、いや無添加だからこそ美味しい”を成立させること。
食べ終えたときに、重くない・翌日もまた食べたくなる。
その余韻まで含めて、クラフトカレーブラザーズの美味しさだと思っています。
参考情報:
・厚生労働省:食品添加物
・消費者庁 食品表示・食品の安全情報:食品表示・食品安全に関する基礎情報
・厚生労働省:食品添加物制度と安全性の考え方
・クラフトカレーブラザーズ 開発ノート(2020〜):味づくり指針と原材料ポリシー。