CCBの原材料について6 グルテンフリー

CCB原材料について | クラフトカレーブラザーズ

こんにちは!CCB代表の角田憲吾です。
今回はクラフトカレーブラザーズの「グルテンフリー」についての考え方をお話しします。

すべての商品がグルテンフリーではないけれど

まずお伝えしたいのは、現時点では弊社の新商品「やさやさカレー」とバターチキン味がグルテンフリーであるということです。
なぜ、グルテンフリーの商品を作っているかというと、添加物を使わない理由と同じで、その理由で食べられない人をなくすためです。

腸内環境や肌の調子など、グルテンに対して敏感に反応する方がいるということは、さまざまな研究でも示唆されています。
私たちは医学的な断言はしませんが、“体質的に合わない人がいる”という現実には寄り添いたいと考えています。

グルテン(小麦由来のたんぱく質)に敏感な方や、アレルギーを持つ方、あるいは健康意識として控えたい方がいることも事実です。

緩いグルテンフリーという選択肢

だからといって、「小麦=悪」という考え方を広めたいわけではありません。
小麦は長い歴史の中で主食として親しまれてきた食材ですし、食事は何より楽しむものであるべきです。

私たちが考えるのは、“ゆるやかに、無理のない範囲で”のグルテンフリー。
小麦を完全に排除するのではなく、自分の体調や生活スタイルに合わせて取り入れる“緩いグルテンフリー”は、多くの人にとって心地よい選択になり得ると思っています。

そして、そんな選択をした人が「カレーが食べられない」という状況にはしたくない。
だからこそ、クラフトカレーブラザーズは少しずつグルテンフリーの商品も増やしていこうとしています。

なぜグルテンフリーのカレーを作るのか?

理由はとてもシンプルです。
“選択肢のひとつになりたい”ということ。

いまや健康・美容・体質など、食の価値観は本当に人それぞれです。
その中で、グルテンフリーのカレーがひとつの安心材料になれば、もっと多くの人にCCBを楽しんでもらえる。
それは私たちにとって、とても嬉しいことです。

クラフトとしてのこだわりは同じ

グルテンが入っていてもいなくても、私たちが目指す美味しさは変わりません。
野菜と果物の自然な甘味、じっくり炒めた玉ねぎ、熱に強い牛脂、フランス産ロレーヌ岩塩。
グルテンフリーであっても、そのクラフトな味わいはまったく揺るぎません。

次回予告

次回は、さらに広い視点で「原材料を選ぶときの判断基準」についてお話しします。


参考情報:
・消費者庁 食品表示基準:アレルギー表示の基礎
・厚生労働省:グルテンに関する健康情報の概要
・クラフトカレーブラザーズ 開発ノート:グルテンフリー試作記録(2023〜)。