こんにちは!CCB代表の角田憲吾です。
今回はクラフトカレーブラザーズの“核”ともいえる「クラフトの定義」についてお話しします。
クラフトとは、手間と時間を惜しまない姿勢
クラフトという言葉には、さまざまな解釈があります。
私たちクラフトカレーブラザーズにとってのクラフトとは、
手間と時間がかかっても、「美味しい」を追求する姿勢そのものです。
効率化や省力化を優先すれば、カレーはもっと早く作れるかもしれません。
しかし、玉ねぎを6時間炒めることも、野菜と果物の甘味を引き出すことも、牛脂や塩の選定に迷い続けることも——
すべては「より美味しくするために必要な手間」だと考えています。
この姿勢が、クラフトカレーブラザーズの味の根っこにあります。
58年受け継がれてきた“食に向き合う精神”
クラフトカレーブラザーズの原点には、58年間受け継がれてきた、食に真摯に向き合う精神があります。
原材料と正面から向き合い、火加減ひとつにも妥協せず、味が安定するまで何度でも作り直す。
これは最新技術やレシピ本では学べない、職人としての“姿勢”そのものです。
私たちはこの精神を継承し、現代の食卓に合わせてアップデートしながら、クラフトカレーという新しい形へつなげています。
クラフトは「効率の逆張り」ではない
誤解してほしくないのは、クラフトが“非効率の美学”ではないということです。
大切なのは、ただ時間をかけることではなく、美味しくするための時間と手間を惜しまないという姿勢です。
必要な工程にはしっかり時間をかける。
逆に、味に関係のない無駄は省く。
クラフトとは、そんな“合理性のあるこだわり”でもあります。
クラフトであり続けるための約束
クラフトカレーブラザーズはこれからも、次の3つを大切にしていきます。
- 美味しさに対して妥協しない。
- 時間がかかっても必要な工程は省かない。
- 素材の魅力を最大限引き出すための探求を続ける。
この3つを愚直に続けることこそが、私たちの考えるクラフトの本質です。
次回予告
次回は、このクラフト精神がどのように製造工程に落とし込まれているのか、具体的なこだわりをお話しします。